現代外国人名録2016 「アナスイ」の解説
アナ スイ
Anna Sui
- 職業・肩書
- ファッションデザイナー
- 国籍
- 米国
- 出生地
- ミシガン州デトロイト
- 学歴
- パーソンズ・スクール・オブ・デザイン
- 受賞
- ペリー・エリス賞〔1993年〕,CFDA功労賞〔2009年〕
- 経歴
- 母方の祖父はかつて台湾と沖縄の交流に貢献した中琉文化経済協会理事長の方治。中国系の両親のもとデトロイトに生まれる。高校卒業後ニューヨークに移り、パーソンズ・スクール・オブ・デザインに通う。在学中、スティーブン・マイゼルらと出会い、のちイタリアでスタイリストとして活躍。1980年オリジナルデザインを発表、ニューヨーク・タイムズ掲載広告に採用されるなど、デビュー当時から注目を集める。’81年ニューヨークでアナ・スイブランドの会社を設立。その後ソーホーに自身のブティックをオープンしたのを機に一躍脚光を浴びた。’91年ショーにデビュー。’93年CFDA(The Council of Fashion Designers of America)アワードの新人賞にあたるペリー・エリス賞を受賞。’95年セカンドライン“スイ・アナ・スイ”、’97年“アナ・スイ・パーティー”“アナ・スイ・シューズ”を発表。’98年には化粧品にも進出し、’99年香水の製造を開始。2000年香水のセカンドライン“スイ・ドリーム”がスタート。2006年伊勢丹とのライセンス10週年を記念してハローキティとコラボレーション作品を発売。2007年伊勢丹とのコラボレーションで若年層向けの新ブランド“ドーリーガール・バイ・アナ・スイ”を発表。2009年ターゲットとの限定コラボライン“アナ・スイ・フォー・ターゲット”を発表。鮮やかな色使いと東洋のテイストを盛り込んだスタイルで、スーパーモデルのナオミ・キャンベルや女優のニコール・キッドマンなどファッションに敏感な著名人にもファンが多い。1997年東京・青山にアジアエリアで初めてのブティックをオープン。日本でも若い世代に圧倒的な人気を誇る。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報