アナトサウルス(その他表記)Anatosaurus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アナトサウルス」の意味・わかりやすい解説

アナトサウルス
Anatosaurus

爬虫類鳥盤目鳥脚亜目の化石属。白亜紀後期に栄えた恐竜頭骨前後に長く,前方は幅が広く扁平でカモカモノハシに似るカモノハシ恐竜の代表属とされる。歯は密接して並び,片側だけで 500個もある。脊椎には骨化した腱がある。体長約 10m。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアナトサウルスの言及

【カモハシ竜(鴨嘴竜)】より

…とくに頭骨,顎骨,歯などに適応機構がみられる。大きく頭骨の発達したパラサウロロフスの系統とあまり発達していないアナトサウルスとの2系統に分けられている。イグアノドンに近い恐竜である。…

※「アナトサウルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む