栄養・生化学辞典 「アナフィラトキシン」の解説 アナフィラトキシン (1) アナフィラキシーをひき起こす原因物質として血漿中に出現するもの.(2) 補体免疫が活性化され,補体第4成分,第3成分,第5成分が分解活性化されるときにそれぞれから生じる分子量約10kの断片が,肥満細胞に作用してヒスタミンを遊離させ,毛細血管の透過性の亢進,平滑筋の収縮を起こす.この物質をアナフィラトキシンという. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報