アネサゴチ(読み)あねさごち(その他表記)notched flathead

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アネサゴチ」の意味・わかりやすい解説

アネサゴチ
あねさごち / 姉鯒
notched flathead
[学] Onigocia macrolepis

硬骨魚綱スズキ目コチ科に属する海水魚。千葉県銚子(ちょうし)から宮崎県にかけての太平洋沿岸、新潟県から長崎県にかけての日本海沿岸、東シナ海、台湾、ニュー・カレドニアに分布する。体と頭は縦扁(じゅうへん)する。上顎(じょうがく)の後端は目の前縁をわずかに越える。眼上隆起は前半分で円滑で、後ろで鋸歯(きょし)状。目の下の隆起に多数の小棘(きょく)が並び、鋸歯状である。オニゴチに似るが、前方の2~5枚の側線鱗(りん)のそれぞれに1棘があること、体の暗色斑(はん)が不鮮明であることなどで区別できる。体長は12センチメートルほどにしかならない小型種。水深130メートル以浅の砂泥底にすみ、底引網で漁獲されるが、食用としての利用価値は低い。

[尼岡邦夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む