現代外国人名録2016 「アハメド・ザキヤマニ」の解説
アハメド・ザキ ヤマニ
Ahmed Zaki Yamani
- 職業・肩書
- 政治家 元サウジアラビア石油相,元アラブ石油輸出国機構(OAPEC)議長
- 国籍
- サウジアラビア
- 生年月日
- 1930年6月30日
- 出生地
- メッカ
- 学歴
- カイロ大学卒,ニューヨーク大学卒,ハーバード大学卒
- 経歴
- イエメン系。カイロ大学卒業後、サウジアラビア財務省入省。ニューヨーク大学やハーバード大学に留学し法学修士号などを取得。帰国後弁護士となる。1958〜60年閣僚会議法律顧問、’60年法務担当国務相に抜擢され、’62年石油鉱物資源相に就任。以来、当時のファイサル国王の絶大な信頼を得てサウジの石油政策を一手に推進、石油輸出国機構(OPEC)の穏健派リーダーとして国際的に活躍。この間、’63〜86年サウジアラビア石油鉱物資源公団(PETROMIN)会長、’68〜69年アラブ石油輸出国機構(OAPEC)事務局長、’74〜75年同議長。2度の石油危機で最も重要な役割を果たした。’86年10月29日、石油政策をめぐるファハド国王との対立で石油相解任。’90年1月世界エネルギー研究センター(グローバル・エナージー・インスティテュート,本部・ロンドン)を設立し理事長となり、エネルギー問題の予測・研究に従事。一方、米国のハーバード大学でイスラム法の講義も行う。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報