最新 地学事典 の解説
アビティビ・グリーンストーンたい
アビティビグリーンストーン帯
Abitibe greenstone belt
カナダ,オンタリオ州〜ケベック州に広がる新太古代のグリーンストーン帯。年代は28〜26億年前。海底噴出した玄武岩類および,コマチアイト,タービダイト砂岩,花崗岩類の貫入岩体からなる。地質帯は東西方向にのび,南北に6つの火山帯群と,それを挟む堆積岩帯が繰り返し分布する。太古代後期の海洋プレートや島弧が付加してできた地質帯である。火山岩帯にはカルデラ複合岩体が復元され,金鉱山や塊状硫化物鉱床(VMS:volcanogenic massive sulfides)が点在する。2,669Maには付加が終了し,その後,大陸内の横ずれ運動やリフトにより陸上堆積物層を間に挟む構造ができた。
執筆者:清川 昌一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

