アフリカキンセンカ

百科事典マイペディア 「アフリカキンセンカ」の意味・わかりやすい解説

アフリカキンセンカ

ディモルフォセカとも。南アフリカ原産のキク科一年草。秋まきで,春の花壇用,切花に向く。草たけ約30cm。径3〜4cmの頭花を日中開き,暗くなると閉じる。舌状花オレンジ色,心は黒い。花も草たけも大きい4倍体品種や,白,黄,鮭(さけ)肉色の花をつける交雑種もある。なお〈ディモルフォセカ〉の名前で,よく似た別属(オステオスペルマム)の植物が流通していることがある。

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世界大百科事典(旧版)内のアフリカキンセンカの言及

【ディモルフォセカ】より

…南アフリカに7種あるキク科の草本植物であるが,花壇や切花や鉢植えに栽培されているのは,アフリカキンセンカD.sinuata DC.(=D.aurantiaca Hort.non DC.)の改良種で,一年草として取り扱われる。この種は草丈は30cm,葉は細長く鈍い鋸歯があり,1株数十本に分枝して,その先に径4cmの頭花を単生する。…

※「アフリカキンセンカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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