精選版 日本国語大辞典 「あぷあぷ」の意味・読み・例文・類語 あぷ‐あぷ 〘 副詞 〙① 水中などで呼吸が苦しくなり、口を大きく開閉して吸ったり吐いたりするさまを表わす語。[初出の実例]「みづをのむことおびただしく〈略〉アプアプいふてくるしむを」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉五)② 困難に苦しむさまを表わす語。[初出の実例]「先生みたいな有能でない人間は、結婚なんてどうでもいいことにあふられて、あぷあぷするんですよ」(出典:セルロイドの塔(1959)〈三浦朱門〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例