アラン・ガブリエルガルシア・ペレス(その他表記)Alan Gabriel García Pérez

現代外国人名録2016 の解説

アラン・ガブリエル ガルシア・ペレス
Alan Gabriel García Pérez

職業・肩書
政治家 元ペルー大統領

国籍
ペルー

生年月日
1949年5月23日

出生地
リマ

本名
García Pérez,Alan Gabriel Ludwig

学歴
サンマルコス大学法学部〔1972年〕卒

経歴
10代でアメリカ革命人民同盟(APRA)入党。国立サンマルコス大学法学部卒業後、マドリード大学、パリ大学に留学。1977年帰国とともに党組織部長、’78年制憲議会議員、’80年ペルー下院議員。’82年党書記長、’85年党首。’85年7月〜’90年7月大統領を務める。反緊縮・債務再交渉に努めるが、高率インフレとゲリラ組織の活動で破綻をきたした。その後、在任中の不正蓄財疑惑が発覚、’91年10月上院で免責特権剥奪が決定し、11月起訴されたが、12月最高裁が起訴を却下。’92年4月のフジモリ大統領の非常措置発動後、疑惑追及を逃れるため、6月コロンビア亡命。’95年5月最高裁は収賄罪などで一般刑事法廷で裁くことを決定。同年8月国際指名手配が出されるが、以後もコロンビアに居座る。フジモリ政権崩壊後の2001年1月ペルー司法当局が逮捕命令の取消を決定すると、帰国。同年6月大統領選に出馬するが、トレド候補との決選投票で敗れる。2006年6月の大統領選では、決選投票でオジャンタ・ウマラを抑え当選。7月就任。2011年7月退任。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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