ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アリオバルザネス3世」の意味・わかりやすい解説
アリオバルザネス3世
アリオバルザネスさんせい
Ariobarzanēs III
[没]前42
ヘレニズム時代のカッパドキアの王。アリオバルザネス2世の子。前 52年に王位についたが,王朝の内紛が絶えず,みずからの地位をローマの将軍たち (大ポンペイウス,M.ブルーツス,ユリウス・カエサル,M.キケロ) への贈賄によって維持した。前 42年に G.カッシウスによって暗殺された。
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