アリキア(その他表記)Aricia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アリキア」の意味・わかりやすい解説

アリキア
Aricia

イタリア半島中部,ラチウムのアルバヌス山麓にあった古代都市ローマ南東約 26km。現アリチア。前 500年頃一時ラテン同盟の盟主となり,タルクイニウス・スペルブスに対する抵抗を組織し,クマエ人のアリストデムスを助けてエトルリア人を破った。ラテン戦争後ローマ市民権を与えられ,自治都市 (ムニキピウム ) として繁栄した。アウグスツス帝の母アチアの生誕地,ディアナ・ネモレンシスの神殿によって知られた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む