アルコーリシス

化学辞典 第2版 「アルコーリシス」の解説

アルコーリシス
アルコーリシス
alcoholysis

アルコールを用いるソルボリシス.ハロゲン化物,酸塩化物エポキシドエステルなどがアルコールと反応し,アルコキシ基によって置換される反応をいう.酸性触媒を用いたり,求核性の大きいアルコキシドの共存下に行うこともある.メタノールを用いた場合にはメタノリシス,エタノールを用いた場合にはエタノリシスともいう.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアルコーリシスの言及

【ソルボリシス】より

…溶液状態の化学反応で,溶媒分子が反応物の溶質分子に作用して起こす分解反応あるいは複分解反応で,加溶媒分解あるいは溶媒化分解ともいう。溶媒が水,アンモニア,アルコール,液体シアン化水素などのとき,それぞれ加水分解アンモノリシス,アルコーリシス,シアノリシスなどといい,次のような例がある。【妹尾 学】。…

※「アルコーリシス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む