アルバーノ湖(読み)あるばーのこ(その他表記)Lago di Albano

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルバーノ湖」の意味・わかりやすい解説

アルバーノ湖
あるばーのこ
Lago di Albano

イタリア中部、ラツィオ州のアルバーノ山地中にあるカルデラ湖。面積6平方キロメートル、最深部170メートル。ローマ南東約20キロメートルのアッピア街道沿いに位置する。付近は風光明媚(めいび)で、古くから避暑地保養地として知られる。湖岸にはカステル・ガンドルフォやアルバーノ・ラツィアーレなどの町がある。紀元前4世紀につくられた長さ2.5キロメートルの排水口で放水される。

[堺 憲一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む