アレクサンダーソン(読み)あれくさんだーそん(その他表記)Ernst Frederick Werner Alexanderson

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アレクサンダーソン」の意味・わかりやすい解説

アレクサンダーソン
あれくさんだーそん
Ernst Frederick Werner Alexanderson
(1878―1975)

アメリカの電気工学者。スウェーデンに生まれ、ストックホルム工科大学、ベルリン工科大学で学ぶ。1901年アメリカに渡り、ゼネラル・エレクトリック社において、スタインメッツの指導下で高周波電気機器を研究、のち同社の研究部門を指導した。80キロヘルツ高周波発電機を製作し無線電話の道を開き、第一次世界大戦中はアメリカの軍事無線通信で重要な役割を演じた。複同調空中線や増幅器、同調型ラジオ受信機などを発明、ラジオ放送技術にも貢献した。1930年には機械走査式の円板式テレビジョン送信機を製作、このほか、鉄道電化高周波電気炉、電動機の制御、船舶推進器なども研究、300以上の特許を得た。

[木本忠昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む