アレクサンドロス・バラス(その他表記)Alexandoros Balas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アレクサンドロス・バラス
Alexandoros Balas

セレウコス朝シリアの王 (在位前 150~145) 。デメトリオス1世を倒して王位につき,マケドニア王国一部支配下においたが,1世の子デメトリオス2世との戦闘中に殺された。

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世界大百科事典(旧版)内のアレクサンドロス・バラスの言及

【デメトリオス[1世]】より

…アンティオコス4世の代理の人質としてローマにおかれていたが,前162年脱出帰国し,従弟にあたるアンティオコス5世を殺して王位についた。ローマの支持を得た将軍ティマルコスの反乱を制圧(前160),ユダヤの鎮静化にも成功したが,その有能さは諸国の不安をつのらせ,ローマ,ペルガモン,エジプトの意を体して王位をうかがうアレクサンドロス・バラスAlexandros Balasと戦って戦死した。【大戸 千之】。…

※「アレクサンドロス・バラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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