栄養・生化学辞典 「アンカプラー」の解説 アンカプラー 脱共役剤ともいう.ミトコンドリアでは,基質と酸素を消費してATPを生産するが,ADPのATPへの変換がない場合は(ATPが十分細胞内にある場合など)基質の消費もみられないというように,両反応は同時に進行する.この基質の消費とATPの生産のカップリングを解除してATPの生産なくして基質と酸素を消費させる薬剤をアンカプラーという. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報