アングリマーラ(その他表記)Aṅgulimāla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アングリマーラ」の意味・わかりやすい解説

アングリマーラ
Aṅgulimāla

仏弟子の一人。央掘摩羅などと音写し,指鬘外道 (しまんげどう) と漢訳される。彼は釈尊の弟子となる以前にあるバラモンに師事していたが,ある事件によって怒ったそのバラモンは彼を陥れようとしてあやまった教えを与えた。彼は師の教えに従って,次々と人を殺してその指 aṅguliを切って髪飾り mālaとした。 1000人の指を集めようとして 1000人目に自分の母を殺そうとしたとき,釈尊が教化したので,バラモンの教えを捨てて,弟子となった。その後市民の迫害を受けたにもかかわらず,あやまちをひたすら懺悔し,行を重ねたのでついに悟りを得たという。

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