ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンジャン省」の意味・わかりやすい解説 アンジャン〔省〕アンジャンAn Giang ベトナム南部の省。省都ロンスエン。メコン川右岸にあり,北西はカンボジアと国境を接する。メコン川デルタの典型的な浮稲栽培地帯で,国境に近いチャウドクは米の集散地として知られる。そのほか牧牛や養蚕も盛ん。住民の大部分はベトナム人であるが,チャム族,クメール族などの少数民族も居住する。仏教系の新興宗教ホアハオ教が創始された地で,省内にはその信者が多い。メコン川およびその分流ハウジャン (バサック) 川を中心に運河網が発達。面積 3424km2。人口 184万 9700 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by