アンティル海流(読み)アンティルかいりゅう(その他表記)Antilles Current

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンティル海流」の意味・わかりやすい解説

アンティル海流
アンティルかいりゅう
Antilles Current

北赤道海流は,北大西洋西部,リーワード諸島付近で2分する。このうち大アンティル諸島に沿って北流するほうの海流をいう。バハマ島の北方フロリダ海流と合体しメキシコ湾流となる。夏強く,冬弱いという季節変動が顕著で,ハッテラス岬沖におけるメキシコ湾流の季節変動の一因となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む