現代外国人名録2016 「アンドレイビートフ」の解説
アンドレイ ビートフ
Andrei Georgievich Bitov
- 職業・肩書
- 作家 ロシア・ペンクラブ会長
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1937年5月27日
- 出生地
- ソ連ロシア共和国レニングラード(ロシア・サンクトペテルブルク)
- 学歴
- レニングラード鉱山大学〔1962年〕卒
- 受賞
- アンドレイ・ベールイ賞〔1990年〕,プーシキン賞〔2006年〕,ブーニン賞〔2006年〕
- 経歴
- 1939〜44年疎開。レニングラードで鉱山技師としての教育をうけ、’58〜62年沖仲士や旋盤技師として働く。’62年レニングラード鉱業研究所研究員となり、同年より新しい青春文学の旗手として活動を始める。日常生活のなかの平凡な人々の内面を凝視する特異な作風で知られ、処女短編集「大きな風船」(’63年)、「かくも長き幼年時代」(’65年)、「別荘地」(’67年)、「風もようの天気のなかでの生活」(’67年)、「日曜日」(’80年)などの作品がある。過去のロシア文学をとり込んだ斬新な手法で“余計者”を描いた長編の代表作「プーシキンの館」は’78年米国で完全版が出版され、ソ連でも’87年に発表された。’92年よりロシア・ペンクラブ会長。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報