アンネ-フランクの家(読み)アンネフランクのいえ

世界の観光地名がわかる事典 「アンネ-フランクの家」の解説

アンネフランクのいえ【アンネ-フランクの家】

オランダの首都アムステルダムにある博物館・記念館。『アンネの日記』の著者アンネ・フランクとその一家8人が、1942年からゲシュタポナチスドイツ秘密警察)に捕まるまでの約2年間、ナチスからの迫害を逃れて過ごした隠れ家。現在、アンネ・フランク財団が管理・運営する博物館・記念館になっている。ダム広場の西北西600mほどのプリンセン運河沿いにある、17世紀建造の古い商館の中にある3階の一室の回転本棚が、アンネの家に通じる扉になっている。奥の屋根裏部屋が当時のまま保存されている。アンネ直筆の日記もここに展示されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアンネ-フランクの家の言及

【アムステルダム】より

…市庁舎は19世紀初め王宮として使用されるようになったが,柵もなく衛兵も立たず,事実上の王宮はスーストデイクSoestdijkおよびハーグにあるため,ふだんは使用されず内部の見物も許される。旧市街とその周辺には,王宮のほか旧教会(14~16世紀),新教会(15~17世紀),西教会(17世紀),ムント塔,中央駅,レンブラントの家,アンネ・フランクの家など,市の主要建造物や観光名所があり,盛り場も旧市街に集中している。特に港に近いゼーデイク通りは〈飾り窓の女〉で知られる。…

※「アンネ-フランクの家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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