C30H52O(428.72).三環性のトリテルペンアルコール.マッコウクジラから得られる竜涎(えん)香(アムバーグリス)の成分.融点84 ℃.+21°(エタノール).エタノール,ベンゼン,クロロホルムに可溶.[CAS 473-03-0]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…未精製の竜涎香は必ずしもよい香りではないが,乾燥し乳糖を加えてアルコールに浸漬した浸出液は温和な乳香に似たバルサム臭があり,古来香料原料として重用されている。 竜涎香の主要な成分は,トリテルペンであるアンブレインambreinで,それ自身は無臭の非揮発性の白色固体で,保留性に強く,むしろ保留剤として重用されるが,これが酸化されて生じる各種生成物が竜涎香の芳香の原因となる。このため,竜涎香は調香上レシデュー・ノートresidue note(調合香料の基礎となるもの)としても重要な役割をはたす。…
※「アンブレイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加