岩石学辞典 「アンプテク岩」の解説 アンプテク岩 細粒から粗粒の組織をもつアルカリ閃長岩で,主にNa-正長石かマイクロパーサイトとアルヴェゾ閃石類からなり,時に少量のエニグマタイト,あるいは黒雲母を伴う.少量のネフェリン,時にカンクリナイトを含むことがある[Ramsay : 1894].この岩石はネフェリン閃長岩の内部周辺相である.コラ(Kola)半島,アンプテク(Umptek)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報