アービスコ(読み)あーびすこ(その他表記)Abisko

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アービスコ」の意味・わかりやすい解説

アービスコ
あーびすこ
Abisko

スウェーデン北部、ラップランド地方の観光地。トーネ湖の南岸に位置する駅前集落で、登山道クングスレーデンの最北点であり、旅行協会経営の完備した宿泊施設がある。アービスコ国立公園がここより南に広がっている。自然科学研究所、気象観測所があり、西方のヌオリヤ山では5月下旬より7月中旬まで、真夜中太陽白夜)がみられる。近年キルナ―ナルビク間の自動車道が開通、容易に入れるようになった。

[中島香子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android