アービング一家(読み)アービングいっか(その他表記)Irving Family

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アービング一家」の意味・わかりやすい解説

アービング一家
アービングいっか
Irving Family

イギリスの俳優サー・ヘンリーアービング一家
(1) ヘンリー・ブロドリブ  Henry Brodribb   1870.8.5. ロンドン~1919.10.17. ロンドン 
サー・ヘンリーの長男。俳優,劇場経営者。 1906年みずから劇団を主宰し,父の当り役を受継いで各地を巡演した。 1913~19年サボイ劇場の支配人
(2) ドロシア・ベアド  Dorothea Baird   1875~1933 
ヘンリー・ブロドリブの妻。女優として夫の劇団で相手役をつとめた。
(3) ロレンス・シドニー  Laurence Sidney   1871.12.21. ロンドン~1914.5.28.  
サー・ヘンリーの次男。俳優,劇作家。父のために V.サルドゥの『ロベスピエール』や『ダンテ』を翻訳。
(4) ロレンス・ヘンリー・フォースター  Laurence Henry Forster   1897~1988 
ヘンリー・ブロドリブの子。舞台装置家。ロイヤル・シェークスピア劇場理事。英国演劇博物館協会の初代会長。祖父サー・ヘンリーのすぐれた伝記を著わした。

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