劇作家(読み)げきさっか

精選版 日本国語大辞典 「劇作家」の意味・読み・例文・類語

げきさっ‐か ゲキサク‥【劇作家】

〘名〙 演劇脚本戯曲創作にたずさわる人。戯曲家
※あきらめ(1911)〈田村俊子〉六「劇作家として婦人として立つに就いての抱負

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デジタル大辞泉 「劇作家」の意味・読み・例文・類語

げきさく‐か【劇作家】

演劇の脚本戯曲を書くことを職業とする人。
[類語]戯曲家脚本家放送作家・台本作者・シナリオライター

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の劇作家の言及

【戯曲】より

…その際,戯曲とは,広義の演技のなかでとくに“見る”ことの側面を受け持ち,行動の全体の展望,その分節性の確認,方向の制御の責任を負うものと見ることができる。もちろん,戯曲を書く作家(劇作家)も,その内面では眼に見えない演技をしており,そのかぎりでは流れに没入して運ばれる側面を持つが,しかし,その意識の重点はあくまでも一歩ごとに踏みとどまり,全体の組立てと細部の明確さを確認することに向けられる。これに対して,他方,広義の演技は俳優の演じる狭義の演技を生みだし,この眼に見える具体的な演技が,主として行動の流動性と没入の側面を分担することになる。…

※「劇作家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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