デジタル大辞泉 「一家」の意味・読み・例文・類語
いっ‐か【一家】
2 家族全体。家じゅう。「
3 学芸・技術などの一つの流派。また、独自の権威を認められた存在。「歌道で
4 博徒など、親分子分の関係で結ばれた集まり。「
[類語]家・家族・家庭・内・ホーム・マイホーム・所帯・世帯・家内・我が家・スイートホーム・ファミリー・お宅・おいえ・おうち・貴家
…その結果が明治以降の天皇制家族国家の確立である。天皇家を総本家とする一国一家の挙国体制であった。国家という権力機構が骨肉の愛情関係をよそおう。…
…日本中世の族縁呼称の一つであるが,史料の上では,一族,一家,一流などと混用されている場合が多く,はっきりした区別はまだつけられていない。しかし,一族,一家という族縁呼称がある一定の所領を共同知行し,その土地の地名をもってみずからの〈名字〉としている〈名字族〉という性格をもつのに対して,これら名字族がもとをただせば,藤原氏あるいは橘氏,大伴氏であるなどといわれる場合の側面を表現したものこそ,この氏族という呼称の本来のあり方だと考えるべきである。…
※「一家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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