アーモス2世(読み)アーモスにせい(その他表記)Ahmose II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アーモス2世」の意味・わかりやすい解説

アーモス2世
アーモスにせい
Ahmose II

古代エジプト第 26王朝の王 (在位前 570~前 526) 。アマシス,アモシス,アフモスとも呼ばれる。アプリエス王の将軍であったが,反乱軍にくみして王位を奪った。多数のギリシア人を雇い,ギリシアの僭主との友好を深めた。特にサモスの僭主ポリクラテスと結び,デルフォイの神殿に 1000タレントを献じたと古代ギリシアの歴史家ヘロドトスは伝えている。ギリシアとの交易を盛んにする一方,ギリシア人対策としてギリシア商人の居留地をナウクラティスに制限した。治世の初期にはバビロニア王ネブカドネザル2世によって脅かされたが,エジプト国内は非常に繁栄した。のちに強大化したアケメネス朝ペルシア帝国に対抗するため,同盟に加入,ペルシアの侵略を受ける1年前に没した。

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