普及版 字通 の解説
12画
[字訓] あらためる・あなどる
[説文解字]
[字形] 会意
易+攴(ぼく)。〔説文〕三下に「るなり」とあり、敵を軽んじ侮る意。のち易を用いる。易を蜥易(せきえき)(とかげ)とすれば、(い)と同じように呪霊のある虫を(う)って禍殃(かおう)を祓う呪儀を示す字となる。
[訓義]
1. (かいかい)と同じく、あらためる。
2. 易と通じ、あなどる、かろんずる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヲシフ・シナフ
[語系]
・易・jiekは同声。みな易慢、軽易の意がある。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報