イエライシャン

百科事典マイペディア 「イエライシャン」の意味・わかりやすい解説

イエライシャン

夜来香ガガイモ科のつる性低木。インドシナ半島〜インドの原産で,芳香をもつ植物として知られる。葉は長心形,花は8〜10月,散形状について淡黄緑色,径1〜2cm。中国では香油をとったり,花を料理に用いるため栽培もされる。なお,チューベローズ月下香)やナス科ヤコウカ(夜香花)を指すこともある。

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世界大百科事典(旧版)内のイエライシャンの言及

【チューベローズ】より

…春植えの球根で,夏に咲く香り高い花として有名で,夕方より強い芳香を放ち,中国や日本ではゲッカコウ(月下香)の名で呼ばれる。また日本で俗にイエライシャン(夜来香)と呼ばれるが,中国では夜来香とはヤコウボク,マツヨイグサ,Telosma cordata (Brum.f.) Merr.などをさす。中国名は晩香王。…

※「イエライシャン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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