ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イスイククリ湖」の意味・わかりやすい解説 イスイククリ湖イスイククリこozero Issyk-Kul' キルギス北東部にある塩湖。イスイククリはキルギス語で「熱い湖」の意。周囲 760km。東西に長く約 180km,最大幅 60km。面積 6200km2。湖面標高 1609m。最大水深 702m。塩分濃度 5.8‰。北岸のクンゲイアラタウ山脈,南岸のテルスケイアラタウ山脈から多数の急流が流入するが,流出する川はない。表層部の水温は1月2~3℃,7月 19~20℃で,結氷しない。ウグイ,コイなどの魚が多く,西岸に漁港ルイバチエがある。また沿岸は観光・保養地で,多くの保養センターがある。東岸の近くにあるカラコル (旧プルジェワリスク) と西岸のルイバチエがこの地方の中心になっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by