岩石学辞典 「イセナ岩」の解説 イセナ岩 准長石を含む角閃石粗面安山岩で,班晶にはアンデシン,Na-マイクロクリン,角閃石,黒雲母があり,石基にはオリゴクレース,正長石,ノゼアンと少量のオージャイト,アウイン,鉄鉱物などが含まれる[Bertels : 1874].カンタル岩(cantalite)と同義.ドイツ,ナッソウ(Nassau),ウェステルヴァルト(Westerwald)のアイス(Eis)川に因む.eis(氷)はラテン語でisenaの意味. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報