デジタル大辞泉
「イタリア協奏曲」の意味・読み・例文・類語
イタリアきょうそうきょく〔‐ケフソウキヨク〕【イタリア協奏曲】
《原題、〈ドイツ〉Concerto nach Italienischem Gusto》バッハのクラビーア曲集。3楽章。1734年の作。1735年にクラビーア練習曲集第2巻として出版された。作者自身による原題は「イタリア趣味による協奏曲」。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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イタリア協奏曲
ドイツの作曲家J・S・バッハのチェンバロのための協奏曲(1718-1721)。原題《Concerto nach Italienischem Gusto》。正式名称は『イタリア趣味による協奏曲』。現在はチェンバロに加えてピアノで演奏されることも多い。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内のイタリア協奏曲の言及
【バッハ】より
…30年ころから,教会音楽の創作に代わって,バッハは旧作の改訂や曲集の出版に熱意をみせ始める。こうして31年に6曲のパルティータ(BWV825~830)が《クラビーア練習曲集》第1部として,35年には《イタリア協奏曲》(BWV971)と《フランス風序曲》(BWV831)が同第2部,39年にはオルガン・コラール集が同第3部,42年ころにはチェンバロ曲の大作《ゴルトベルク変奏曲》(BWV988)が同第4部としてそれぞれ出版された。出版にはいたらなかったが,《平均律クラビーア曲集》第2巻(BWV870~893)も,ライプチヒ時代後期の重要な産物である。…
※「イタリア協奏曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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