イタリア社会学(読み)イタリアしゃかいがく(その他表記)Italian sociology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イタリア社会学」の意味・わかりやすい解説

イタリア社会学
イタリアしゃかいがく
Italian sociology

18世紀初頭には人間の発展段階説の G.B.ビコに代表されるような先駆的業績を生み出したにもかかわらず,その後のイタリアでは社会学がアカデミーにおける正当な地位を許されず,一個の独立科学として認められなかったため,他の諸国と比較した場合,相対的立ち遅れは否定できない。しかし,19世紀後半から 20世紀初頭にかけては,現実の社会変動を背景に,他の分野の学者による特殊社会学的業績が生れた。 E.フェルリ,S.シゲーレらの群衆・犯罪研究,V.パレート,G.モスカらのエリート・政治社会学的研究などはその代表例である。

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