イツ・あふれる・ほしいまま

普及版 字通 の解説


8画

[字音] イツ
[字訓] あふれる・ほしいまま

[説文解字]

[字形] 形声
声符は失(しつ)。失に佚・軼(いつ)の声がある。〔説文〕十一上に「水のするなり」とし、失に逸の意があるとする。失は巫女が狂舞するさま。水の狂のさまをという。

[訓義]
1. 水があふれる。
2. 人の心意に移して、放をいう、ほしいまま。
3. 逸・佚・軼と通用する。

[古辞書の訓]
名義抄 トラカス

[語系]
・佚・(逸)・軼jietは同声。jimも声義が近い。語彙は佚字条参照。

[熟語]

[下接語]
・決・奔

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む