いつつし

精選版 日本国語大辞典 「いつつし」の意味・読み・例文・類語

いつつ

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「いつ(厳)」を重ねた、「いついつ」が変化したものの形容詞化 ) ひじょうに威力がある。恐ろしい。悪い。一説に、驚きあわてるさま。
    1. [初出の実例]「大御床つひのさやぎ、よめのいすすき伊豆都志伎(イツツシキ)事無く、平けく安けく護り奉る神の御名を白さく」(出典延喜式(927)祝詞)

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