いつつし

精選版 日本国語大辞典 「いつつし」の意味・読み・例文・類語

いつつ

〘形シク〙 (「いつ(厳)」を重ねた、「いついつ」が変化したものの形容詞化) ひじょうに威力がある。恐ろしい。悪い。一説に、驚きあわてるさま。
延喜式(927)祝詞「大御床つひのさやぎ、よめのいすすき伊豆都志伎(イツツシキ)事無く、平けく安けく護り奉る神の御名を白さく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android