イドメア(その他表記)Idumaea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イドメア」の意味・わかりやすい解説

イドメア
Idumaea

聖書ではイドマヤと呼ばれる。前4世紀頃エドム人が住みついたパレスチナ南部海岸の地方名。彼らはアラブ系民族であったが,同じくアラブ系のナバテア人によって西に追出されてこの地方に来た。主要な都市はマリサとアドラであったが,アスカロンなど海岸都市に力を伸ばしていた。前 129年頃ハスモン (マカベア) 朝のヨハンネス・ヒュルカノス1世 (在位前 135~104) によってユダヤに併合され,エドム人はユダヤ教への改宗を強制された。前 40年には,この地方はヘロデ大王の支配下に入った。ヘロデ自身もアスカロンのイドメア人出身であった。

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