精選版 日本国語大辞典 の解説 い【井】 の=内(うち)[=中(なか)]の蛙(かわず・かえる)大海(たいかい)を知らず ( 「荘子‐秋水」の「井蛙不レ可三以語二於海一、拘二於虚一也」から ) 自分の狭い知識や見解にとらわれ、他に広い世界があることを知らないで、得々とふるまうことのたとえ。非常に見識の狭いこと。[初出の実例]「花池宝閣の浄刹を願はざるは、井の内の蛙大海の広き事を覚えざるに似たり」(出典:康頼宝物集(1179頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例