イパチンガ(読み)いぱちんが(その他表記)Ipatinga

デジタル大辞泉 「イパチンガ」の意味・読み・例文・類語

イパチンガ(Ipatinga)

ブラジル南東部、ミナスジェライス州都市。州都ベロオリゾンテ北東約150キロメートルに位置する。1958年に日伯合弁のウジミナス製鉄所が建設され、同国における製鉄業中心地一つとなった。また、豊富な森林資源を有し、製紙業も盛ん。イパティンガ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イパチンガ」の意味・わかりやすい解説

イパチンガ
いぱちんが
Ipatinga

ブラジル南東部、ミナス・ジェライス州東部の都市。ベロ・オリゾンテの北東210キロメートルに位置する。人口21万2496(2000)。1958年に日本(八幡(やはた)製鉄。現、日本製鉄)・ブラジル合弁のウジミナス製鉄所が建設されて以後、急速に発展した。これはブラジル最大の鉄鋼生産能力をもつ。付近は藪(やぶ)を交えた草原の丘陵地域で、ウシ放牧地であるが、ドーセ川の比較的広い河谷に周囲とは著しく対照的な近代工業都市が形成されている。

[山本正三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む