現代外国人名録2016 「イブラヒムケイタ」の解説
イブラヒム ケイタ
Ibrahim Keita
- 職業・肩書
- 政治家 マリ大統領
- 国籍
- マリ
- 生年月日
- 1945年1月29日
- 出生地
- フランス領スーダン・クティアラ(マリ)
- 本名
- ケイタ,イブラヒム・ブバカル〈Keita,Ibrahim Boubacar〉
- 学歴
- ダカール大学,パリ第1大学
- 経歴
- フランス植民地時代のマリ南部クティアラの公務員家庭に生まれる。セネガルとフランスの大学で歴史と国際関係を学んだ後、フランス国立科学研究センター(CNRS)研究員となる。パリで20年以上生活したのち、1986年帰国し援助機関で開発問題に取り組む。その後、マリ民主同盟(ADEMA)の創設に加わり、’93年外相を経て、’94年首相に就任。2000年ADEMAの内部対立に伴い、首相を辞任。2002〜2007年国会議長を務めた。2001年新党“マリ連合(RPM)”を結成。2002年、2007年の大統領選に出馬するが落選。2013年8月3度目の挑戦で大統領選に当選、9月就任。イスラム過激派の抵抗や遊牧民トゥアレグ族と多数派の黒人との対立で分断状態にある国家の再建を目指す。社交的な性格で、欧州に広い人脈を持つとされる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報