イブン・アッ・ルーミー(読み)いぶんあっるーみー

367日誕生日大事典 「イブン・アッ・ルーミー」の解説

イブン・アッ・ルーミー

生年月日:836年5月19日
アッバース朝の詩人
896年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のイブン・アッ・ルーミーの言及

【アラブ文学】より

…多様な主題に関し,バディーに毒されず天才的な詩作を行ったのはアブー・ヌワースで,特に酒,狩猟,風刺,頌詩などに名作が多い。これらの詩人がペルシア風の豊かな社会生活を詩に託して表現したのに対し,9世紀に入るとアブー・タンマームAbū Tammām(804‐843),イブン・アッルーミーIbn al‐Rūmī(836‐896),ブフトリーal‐Buḥtrī(821‐897)などが現れて,ギリシア文化を身につけ内省的思想詩をものにした。イブン・アッルーミーはカシーダ全体の理論的一貫性を創意し,アブー・タンマームは脆弱化したバディー流に力強いジャーヒリーヤ風の詩法を加味して,大帝国のカリフにふさわしい荘重な頌詩を作った。…

※「イブン・アッ・ルーミー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む