デジタル大辞泉 「晩唐」の意味・読み・例文・類語 ばん‐とう〔‐タウ〕【晩唐】 中国唐代の文学を4期に区分したその第4期。開成より唐の滅亡まで(836~907年)の期間。衰亡する唐の混迷した社会情勢のもと、唯美的・退廃的な傾向が支配的であった。主な詩人に杜牧・李商隠らがいる。→初唐 →盛唐 →中唐 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「晩唐」の意味・読み・例文・類語 ばん‐とう‥タウ【晩唐】 中国の唐代を初・盛・中・晩の四期に区分した最後の期間。文宗の太和元年(八二七)から滅亡の九〇七年までの期間をさす。特に文学史で用いられる区分で、代表的詩人は李商隠・杜牧・温庭筠・韋荘など。[初出の実例]「晩唐の詩といふ物を見れば」(出典:筑波問答(1357‐72頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例