現代外国人名録2016 「イボンヌチャカチャカ」の解説
イボンヌ チャカチャカ
Yvonne Chaka Chaka
- 職業・肩書
- 歌手
- 国籍
- 南アフリカ
- 受賞
- クリスタル賞〔2012年〕
- 経歴
- アパルトヘイト(人種隔離)政策下の南アフリカに生まれ、11歳で父親を亡くす。黒人女性が財産を持つことは許されなかったことから、家を没収され、母は白人家庭の家政婦となった。19歳の時、美声を見出されて歌手デビュー。南アフリカで黒人初の女性歌手として、自由への渇望、貧困との闘いを歌に込めて多くの作品をヒットさせ、絶大な人気を獲得。当時獄中にあったネルソン・マンデラ元大統領は、その歌声が心の支えであったとして“プリンセス・オブ・アフリカ”と命名した。その名にちなみ、プリンセス・オブ・アフリカ財団を立ち上げ、貧困と感染症問題で積極的な活動を展開。2012年には世界経済フォーラム(ダボス会議)でアフリカ女性で初めてクリスタル賞を受賞した。国連ミレニアム開発目標(MDGs)アフリカ特別大使も務める。2013年アフリカ開発会議で来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報