免疫グロブリンともいう.血清グロブリンのうち,抗体と関係したタンパク質で,主としてγ-グロブリン画分に存在する.現在,5種類存在することが知られ,イムノグロブリン(Ig)G,M,A,D,Eと名づけられ,それぞれIgG,IgM,IgA,IgD,IgEと略記される.このうちもっともよく研究されているものはIgGで,2本のL鎖(light chain)と2本のH鎖(heavy chain)とからなり,分子量1.6×105 で約2% の糖質を含む.短軸は約4 nm,長軸は約27 nm の分子である.H鎖とL鎖の先端部分が抗原認識部位でFab,これと反対側の尾部は補体等の結合にかかわるのでFc領域とよばれる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加