いよやか

精選版 日本国語大辞典 「いよやか」の意味・読み・例文・類語

いよ‐やか

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「いよ」は彌の意。「やか」は接尾語 )
  2. 樹木などが高くそびえ立つさま。高くおごそかなさま。いよよか
    1. [初出の実例]「森 イヨヤカ」(出典:和玉篇(15C後))
    2. 「いよやかに並ぶ家居や初日影〈秀橘〉」(出典:俳諧・金川文藻(1779))
  3. 明らかなさま。はっきりしているさま。
    1. [初出の実例]「上益荘とはいよやかにせられたぞ」(出典:史記抄(1477)一三)
  4. 多いさま。
    1. [初出の実例]「粛はいよやかな心かいよやかと云は多ことを云ぞ」(出典:玉塵抄(1563)二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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