日本大百科全書(ニッポニカ) 「イョーレブロー」の意味・わかりやすい解説 イョーレブローいょーれぶろーÖrebro スウェーデン中部、スベアランド地方の工業都市。人口12万4873(2001)。イェルマレン湖の西岸に位置し、交通の岐点。製紙、製菓、製靴工業がある。13世紀にビルイェル・ヤール公によって築城され、以後、政治上の重要地となった。18世紀は鉄材の集散地として栄え、19世紀後半から急速に工業都市として発展した。13世紀建立の聖ニコライ教会、イョーレブロー城があり、また、近代都市計画のよさは世界的に知られている。[中島香子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例