共同通信ニュース用語解説 「イランと地震」の解説
イランと地震
イランは活断層の多い世界有数の地震多発国。ユーラシア、アラビアという大きなプレート(岩板)と、小さなイランプレートが巨大な力でぶつかり合う。1990年に北西部で起きた地震では約4万人、2003年の南東部の地震では3万人以上が死亡、たびたび甚大な被害が出ている。約840万人が集中する首都テヘランには高層ビルが立ち並び、地方では伝統的な日干しれんが造りの建物が多いが、いずれも適切な耐震構造を備えていないケースがほとんど。防災システムの整備が課題となっている。(共同)
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