イラン反体制派

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イラン反体制派

イスラム聖職者を頂点とするイランの統治体制を否定する勢力。体制の枠内で社会の自由化など緩やかな変革を目指す「穏健派」や「改革派」とは一線を画す。代表格の国民抵抗評議会(NCRI)は1981年に結成。複数の構成組織のうち、中核のムジャヒディン・ハルク(MKO)は79年のイラン革命で親米王制打倒の原動力の一つになったが、革命後に実権を握った聖職者勢力と敵対。米国はテロ組織に指定したが、武装闘争放棄を理由に2012年に解除した。(ワシントン共同)

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