イラン石(読み)イランせき

最新 地学事典 「イラン石」の解説

イランせき
イラン石

iranite

化学組成Pb10Cu(CrO4)6(SiO4)2(OH)2の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.9542nm, b1.1399, c1.1399, α120.47°, β92.47°, γ55.53°, 単位格子中1分子含む。板柱状結晶。サフラン黄色,ガラス光沢。劈開不明。硬度3,比重5.8。薄片では黄橙~褐橙色,屈折率α2.25~2.30, β2.32~2.40, γ2.40~2.50, 2V大。CuをZnで置換したものがヘミヘドライト(hemihedrite)。イラン中央部Anarakの銅・鉛鉱床の酸化帯に翠銅鉱・フォルナサイトや他の鉛のクロム酸塩鉱物に伴って少量産した。名称は原産地Iranに由来。

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