イルメナウ(読み)いるめなう(その他表記)Ilmenau

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イルメナウ」の意味・わかりやすい解説

イルメナウ
いるめなう
Ilmenau

ドイツ中部、チューリンゲン州の都市。1949~90年は旧東ドイツに属した。チューリンゲン山地から流下するイルム川谷口の標高540メートルにある。人口2万7200(2000)。三十年戦争(1618~48)前は銀を含む銅鉱採掘で栄えていた。18世紀後半以後、陶磁器染料、ガラス工業が導入され、今日では温度計、医療機械、度量計器、高級食器などが生産されている。温泉のある高地保養地でもある。また、電子技術大学が第二次世界大戦後創立されている。

[佐々木博]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む